二十四節気

白露と呼吸 心を整える


白露と呼吸 - 秋の入り口で心を調える

白露とは、草花に朝露が白く光る頃のこと。
空気が澄み、少しずつ秋らしい気配が強まります。

昼夜の寒暖差も大きくなり、
体も心も「乾燥」の影響を受けやすい時期。

漢方では、この季節は「肺」が弱りやすいと考えます。
肺は呼吸だけでなく、
体の表面=皮ふを守るはたらきや、
心の安定にも関わっています。

心と呼吸のつながり

気持ちが不安定になると呼吸は浅く速くなり、
逆に呼吸を整えると心が落ち着いていきます。

白露の頃は
「もの悲しい」「さびしい」と感じやすい時期。

そんなときこそ、
呼吸を意識することが心のケアになります。

実践のポイント

  • 深く吐くことを意識する
    息を吐ききると自然に吸う力が戻ります。
    気持ちの停滞やモヤモヤも一緒に吐き出すイメージで。

  • 朝の空気を吸い込む
    白露のひんやり澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込むと、
    肺が潤い、心もすっきり整います。

  • 1日3回の「深呼吸習慣」
    朝・昼・夜の区切りに深呼吸を3回。
    呼吸のリズムを取り戻すだけで、1日の心の調子が安定します。

まとめ

白露は自然の移ろいを敏感に感じやすい季節です。
呼吸を意識することで、
乾いた空気に潤いを与え、
さびしさを落ち着きへと変えることができます。

ゆったりと深呼吸で
心も緩やかに、そして伸びやかに~♡
さぁ!今一緒に深呼吸しましょ(^-^)